カモミールの会の始まった1995年には阪神淡路大震災が起こり、そして東日本大震災、熊本地震など、これまでに日本は度々、大きな災害に見舞われてきました。いざという時の減災のためにも、備えや心構えをしていきたいものです。「災害時に向けて大切な事とは?」ということで、会員から集めた声の一例をご紹介します。
・住んでいる地域の避難所の確認をしておく。
・要援護者支援名簿への登録を済ませる。
・非常用持ち出し袋には、子どもの志向に合わせたものも入れておき、非常食は一度試しに食べてみると良い。
・子どものプロフィール・病歴や対処の仕方などを記載した「SOSファイル」などを用意しておく。
・服薬については、1か月分くらいは常備する。
・地域とのつながりを持つようにし、できれば地域の防災訓練への参加してみる。
・子どもに関わってくださる方や、家族間で災害時の対応について確認しておく。
・自宅の耐震対策をしておく。自治体の補助の出るものもあるので、調べてみると良い。
・「自分は大丈夫」、「まだきっと大丈夫」など、迫りくる危険を認めようとしない心理傾向である「正常化の偏見」が、より被害を大きくするので、早め早めに行動するようにつとめ、日頃からの訓練を大切にする。