5p-の症候群の中でも、よくみられる合併症の一つです。定期的に整形外科の医師に診てもらい、経過観察をしていくことをお勧めします。
身長の伸びの顕著な成長期に重症化することもありますので、幼少期の頃に脊柱側弯症診断されて以来、いったん落ち着いたとしても、経過を見守っていきたいものですね。運動療法(PT)やコルセット装着、手術の要不要については、かなりの個人差があるので、骨の成長具合や側弯症の進行具合などを考慮し、主治医の先生が、総合的に判断していくことになります。
手術に向けての心構えや準備は大変ですが、実際に手術をした場合は、「やってみてよかった」という声をよく聞きます。会報や交流会でも、よく話題になりますので、色々と情報収集をしていくと良いと思います。
手術を受ける年齢により、育成医療費制度による助成の対象となりますので、主治医や地域の保健福祉事務所に相談をしてみてください。