てんかんは、小児の頃に発症するだけでなく、成人近い年齢になってから発症することもありますので、何かあれば相談できる医師との関わりを日頃から持つようにし、的確な診断を受けることが、先ず大切です。できれば、小児神経や神経内科、脳神経内科(外科)などの専門医による診断と治療をお勧めします。定期的な脳波検査と投薬による治療となって行きますが、てんかんのタイプによって効果のある薬が異なってきます。主治医に、日頃の発作の様子や頻度などの様子を伝えたり、日常生活の上で不安に思うことについて相談したりすることも、大変役に立ちます。
また、服薬代もかなり負担になっていきますので、お子さんの年齢やご家族の所得などに応じて、医療費助成(小児慢性特定疾病医療費助成制度、自立支援医療制度、心身障害者医療費助成制度など)を受けることをお勧めします。先ずは、主治医や地域の保健福祉事務所に相談をしてみてください。